香川県の宗教団体善龍会

善龍会の教義

  • HOME »
  • 善龍会の教義
宗教団体善龍会

○香川県宗教団体善龍会の教義

妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五(観音経)に説き示された観世音菩薩の名号を称え礼拝し

七難三毒の煩悩、その他の諸願を叶えるため、観世音菩薩の救済を信じ活動する。

その他、延命十句観音経、般若心経に説くお経を拠所の経典とする。

○妙法蓮華経 観世音菩薩普門品 第二十五とは

『妙法蓮華経 観世音菩薩普門品 第二十五』は、『法華経』の中で

特に観世音菩薩(観音菩薩)について説かれた章(第25章)です。

この章では、慈悲深い観音菩薩は、あらゆる形で人々の前に現れて助け、

願いに応じて「普門」 「現」としてその姿を自由に変え、

人々を守る存在として描かれています。

一般的には観音経と呼ばれ、様々な宗派で唱えられています。

〇延命十句観音経とは

延命十句観音経(えんめいじっくかんのんきょう)は、

観音信仰の一環として唱えられる簡潔な仏教経典です。

観世音 南無仏 与仏有因 与仏有縁
仏法僧縁 常楽我浄 朝念観世音 暮念観世音
念念従心起 念念不離心

訳としましては、観世音菩薩様に帰依いたします。
我々は仏と因縁でつながっています。三宝の縁によって、常楽我浄を悟ります。
朝も夕も観世音菩薩を念じます。観世音菩薩を念じる想いは我々の心より起こり、また観世音菩薩を念じ続けて心を離れません。

非常に短い経典で、誰でも覚えやすく、繰り返し唱えることで観音菩薩の加護を

願うことができるとされています。

特に「延命」の名が示すように、長寿や生命力の保護を祈願する際に広く用いられてきました。

〇般若心経とは

般若心経の教えの本質

『般若心経』の本質的な教えは、「無我」「無常」および「空」の概念にあります。

すべてのすべてに実体がないという「空」を体得することで、

執着や苦しみから自由なり、心の安らぎを得ることができると説かれています。

マントラ(真言)

般若心経の最後には

「羯恐怖、羯恐怖、波羅羯恐怖、波羅僧羯恐怖、菩提薩婆訶

ぎゃてい、ぎゃてい、はらぎゃてい、はらそうぎゃてい ぼうじそわか

この部分は「往き往き、彼岸に往けるもの、その者こそ悟りである。幸あれかし。」と訳され、

悟りに渡るための強い言葉として扱われます。

日本での般若心経

日本では、特に禅宗、浄土宗、真言宗などで『般若心経』が重要視され、

日々の読経や仏事等に唱えられています。

神道でも祝詞集を見ると取り入れられていることがわかります。

また、病気平癒や厄除け等の際に祈られることも多く、

一般の皆様にも広く親しんでいただいております。

『般若心経』は、深遠な智慧が詰まっているため、読むたびに

新たな気づきを与えてくれるお経とされています。

仏説摩訶般若波羅蜜多心経
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄
舎利子色不異空空不異色色即是空空即是色受想行識亦復如是舎利子是諸法空相不生不滅不垢不浄不増不減是故空中無色無受想行識無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法無眼界乃至無意識界無無明亦無無明尽乃至無老死亦無老死尽無苦集滅道無智亦無得
以無所得故菩提薩埵依般若波羅蜜多故心無罣礙無罣礙故無有恐怖遠離一切顛倒夢想究竟涅槃三世諸仏依般若波羅蜜多故得阿耨多羅三藐三菩提
故知般若波羅蜜多是大神呪是大明呪是無上呪是無等等呪能除一切苦真実不虚故説般若波羅蜜多呪
即説呪曰羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶
般若心経

○観音様とは

観音様(観世音菩薩、観自在菩薩、聖観世音菩薩、正観世音菩薩)は、

慈悲を信仰する仏教の菩薩で、すべての苦しみしむ人々の声を聞き、救済されるとされています。

日本や中国などで広く信じられています。

お遍路

○香川県の観音信仰について

香川県では、観音信仰が古くから有名で、多くの観音堂や観音寺が存在します。

特に四国八十八ヶ所霊場の中にある観音を祀る寺院が、観音信仰の中心として

人々に親しまれてい霊場巡りの信念が強く、巡礼者達は観音菩薩を尊び、

困難や病気からの救済、家内安全、子宝などのご利益を願って参拝します。

香川県を代表する霊的な観音霊場には、四国地方の第69番札所である

観音寺や、善通寺、長尾寺などがあります。

また、「讃岐三十三観音霊場」と呼ばれる独自の観音霊場巡礼路もあり、

これも観音信仰として人々に大切にされています。

〇三十三観音とは

「三十三観音(さんじゅうさんかんのん)」とは、仏教における観音菩薩(かんのんぼさつ)の

さまざまな姿や役割を表した三十三の形態のことをさします。

この三十三観音の概念は、観音経(法蓮経の一部)の「観世音菩薩普門品第二十五」に定め、

観音菩薩が衆生の救済のために多様な姿に変化した、日本各地の三十三観音霊場巡りは、

三十三観音に基づいて成立したもので、主に以下の観音様を祀っています。

主な観音の姿(三十三観音の例)

  1. 聖観音(せいかんのん)
  2. 千手観音(せんじゅかんのん)
  3. 十一面観音(じゅういちめんかんのん)
  4. 馬頭観音(ばとうかんのん)
  5. 如意輪観音(にょいりんかんのん)
  6. 准胝観音(じゅんていかんのん)他

三十三観音霊場

日本全国には「西国三十三所」など「三十三観音霊場巡り」がたくさんあります。

観音信仰の普及とともに巡礼としての人気を集めました。

西国三十三所霊場は特に有名で、和歌山・奈良・京都など関西圏の寺院を巡る霊場巡りとして

知られています。

これらの霊場巡りは、観音の慈悲を求める修行として、

また人生の節目や悩み事を解決するために多くの人々が行います。

三十三観音信仰は、観音菩薩の慈悲深い教えと、困難を救う力に基づいているため、

長年にわたって日本やアジア各地で深く根付いていいます。

お気軽にお問合せください TEL 0877-59-5556 9:00-18:00

アーカイブ

カテゴリー

PAGETOP
Copyright © 香川県宗教団体善龍会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.